高速道路機構ファクトブック 2023


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令和4年度建設コストの計画と実績債務引受限度額と会社から引き受けた債務との対比を下記に示します。令和4年度に完了した事業について、計画と実績に差が生じた主な理由は、工事数量の確定(精算)等によるものです。令和4年度に完了しなかった事業について、計画と実績に差が生じた主な理由は、新設・改築事業では附帯工事等の工事が令和5年度以降に残ったこと、利便増進事業(スマートIC)が令和5年度以降計画的に実施されること、修繕事業や特定更新等工事では工程の見直し等で機構への帰属を令和5年度以降としたこと、災害復旧事業では過去の実績をもとに料金徴収期間満了までに必要となる額が債務引受限度額として計上されていることによるものです。債務引受債務引受額(実績)限度額(計画)(A)令和3年度まで令和4年度計(B)(C)(D)=(B)+(C)(D)-(A)[単位:百万円(消費税込み)]債務引受限度額と債務引受額の差額についてのコメント1,3589893361,326△31・差額は、工事数量の確定等による減。486,91220,39911,03531,435△455,476・差額は、本線事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、機構資産の新設に要した費用。14,92612,0752,32914,404△521・差額は、工事数量の確定等による減。87,85073,19313,95587,148△701・差額は、財産整理等の残事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、附帯工事等の残事業に要した費用。33,26032,38471633,101△158・差額は、工事数量の確定等による減。1,9241,2384,3084,0227,4936,6173041688301,543△380・差額は、工事数量の確定等による減。4,190△117・差額は、工事数量の確定等による減。7,447△45・差額は、工事数量の確定等による減。3,3081,7172,0671,5731,7432,7342,734△573・差額は、附帯工事等の残事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、菅生スマートICの供用に要した費用。1,4511,451△265・差額は、附帯工事等の残事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、甘楽スマートICの供用に要した費用。1,6191,619△447・差額は、附帯工事等の残事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、出流原スマートICの供用に要した費用。1,4481,448△124・差額は、工事数量の確定等による減。484484△1,258・差額は、蓮田スマートIC下り線事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、蓮田スマートIC上り線00000430,634029,08729,087△401,546228,322-154,378154,378△73,943の供用に要した費用。・差額は、未運用区間及び附帯工事等の残事業に要する費用。・令和4年度の債務引受額は、久喜白岡JCT~幸手IC、境古河IC~坂東IC間の4車線化供用に要した費用。・差額は、修繕計画の見直しにより次年度以降に債務引受する費用。163,627115,6648,385124,050△39,576・差額は、令和5年度以降の災害対応に要する費用。102,468-45,96545,965△56,502・差額は、特定更新等工事計画の見直しにより次年度以降に債務引受する費用。道路名(区間名)常磐自動車道鳥の海PA新設事業一般国道468号(横浜横須賀道路)釜利谷JCT~戸塚IC新設事業一般国道468号(東京湾横断・木更津東金道路)茂原長南IC~木更津東IC新設事業関越自動車道上越線信濃町IC~上越JCT改築事業東関東自動車道千葉富津線木更津南IC~富津竹岡IC改築事業日本海沿岸東北自動車道酒田みなとIC改築事業東北縦貫自動車道弘前線平泉スマートIC新設事業東北縦貫自動車道弘前線桑折JCT新設事業東北縦貫自動車道弘前線菅生スマートIC新設事業関越自動車道上越線甘楽スマートIC新設事業北関東自動車道出流原スマートIC新設事業日本海沿岸東北自動車道胎内スマートIC新設事業東北縦貫自動車道弘前線蓮田スマートIC新設事業東日本高速道路㈱一般国道468号(首都圏中央連絡自動車道)久喜白岡IC~大栄JCT改築事業北海道縦貫自動車道函館名寄線等令和4年度修繕事業北海道縦貫自動車道函館名寄線等災害復旧事業北海道縦貫自動車道函館名寄線等令和4年度特定更新等工事注1)令和4年度に債務引受けを行ったものについて、継続中事業を含めすべて記載している。なお、灰色着色行は、令和4年度に完了している新設・改築事業である。注2)端数処理の関係上、計が合わないことがある。注3)修繕事業に関する債務引受限度額(計画)は、令和4年度までの債務引受限度額(計画)の累計から、令和3年度までの債務引受額(実績)を控除している額である。注4)特定更新等工事に関する債務引受限度額(計画)は、令和4年度までの債務引受限度額(計画)の累計から、令和3年度までの債務引受額(実績)を控除している額である。Ⅲ-74139Ⅲ道路資産の保有及び債務返済状況等(令和4年度)


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