高速道路機構ファクトブック 2023


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Ⅲ道路資産の保有及び債務返済状況等(令和4年度)Ⅲ-117182令和3年度実績令和4年度目標令和4年度実績令和5年度目標中期目標※1令和7年度会社コメント【渋滞損失時間・ピンポイント渋滞対策】令和4年度は主に上り勾配部での速度低下対策、合流部での安全性の向上・円滑化を目的とした対策を実施した。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響からの社会経済活動の正常化が進んでいることによる利用交通量の増加もあり、渋滞損失時間は2,270万台・時/年と増加した。引続き交通状況を注視するとともに、渋滞要因に応じた区画線改良や注意喚起板等の既存の道路を有効に活用する渋滞対策を行っていく。【通行止め時間】令和4年度は、降雪に伴う通行止を最小限に留める事が出来たため、災害・悪天候の通行止め時間が大幅に減少した。引き続き、災害・悪天候時の「通行止め時間の最小化」に努めるとともに、工事による通行止を必要最小限に留める等、通行止め時間の減少に努める。【渋滞損失時間・ピンポイント渋滞対策】新型コロナウイルス感染症の影響から交通量が回復してきていること、令和4年度より開始した大規模更新工事(喜連瓜破・阿波座)による迂回車両の影響により、令和4年度の渋滞損失時間は前年度と比較し約3割増加、令和元年度と比較して約2割増。引き続き交通状況を注視し、ボトルネック渋滞対策の推進、及びお客さまに運転行動を変えていただくための訴求活動などを実施するとともに、新たに渋滞発生した箇所について対策を検討実施する。【通行止め時間】令和4年度は、リニューアル工事に伴う終日通行止めは2回に増加し、また、大規模更新、修繕工事(喜連瓜破、阿波座)による通行止め、車線規制も実施されたため、工事による通行止め時間が増加した。引き続き、工事による通行止を必要最小限に留める等、通行止め時間の減少に努める。■渋滞損失時間(単位:万台・時)1,860万台・時2,270万台・時2,270万台・時2,200万台・時2,200万台・時■ピンポイント渋滞対策実施箇所(単位:箇所)024箇所箇所箇所■通行止め時間(単位:時間)災害悪天候事故その他工事14時間32時間時間■渋滞損失時間(単位:万台・時)024132箇所箇所箇所時間時間時間災害悪天候事故その他工事812万台・時880万台・時1,071万台・時1,107万台・時870万台・時■ピンポイント渋滞対策実施箇所(単位:箇所)003箇所箇所箇所■通行止め時間(単位:時間)災害悪天候事故その他工事0.2時間0.4時間5時間003箇所箇所箇所災害悪天候事故その他工事0.2時間0.4時間19時間首都高速道路㈱阪神高速道路㈱②渋滞損失時間の6社合計値の過去5年推移平成30年度令和元年度令和2年度令和3年度令和4年度令和5年度(目標)機構コメント6社合計値5,920万台・時5,963万台・時3,545万台・時4,447万台・時5,877万台・時6,107万台・時新型コロナウイルス感染症の影響が回復傾向にあり、利用台数の増加に伴い渋滞損失時間も増加した。引き続き、ピンポイント渋滞対策をはじめ、効率的かつ効果的な対策を実施していく。1,1071,0718125549069972,2002,2702,3202,3101,8601,510H30R1R2R3R4R5目標値渋滞損失時間の経年推移4433645834652872626615611,4261,2791,1911,257895739787788879791590477東日本中日本西日本本四首都阪神5,9205,9635,8776,107H30R13,545R2R3R4R5目標値4,4473,0002,5002,0001,5001,000会社別(万台・時)50008,0006,0004,0006社合計(万台・時)2,000※1中期的なサービス水準を示すため、会社の現行中期経営計画期間内の取組計画をもとに、令和3年度までの傾向(トレンド)により算出した参考値であり、新たに会社の中期経営計画を策定する際などに見直す場合がある。※2東日本高速道路㈱・中日本高速道路㈱・西日本高速道路㈱の数値は、1/1~12/31間の年間値。※3上下線別の通行止め時間に距離を乗じた年間のべ時間・距離を営業延長で除算したもの。


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