高速道路機構ファクトブック 2023


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【特定更新等工事に係る債務を除くその他の債務】令和4年度期首債務残高は25兆6,793億円でした。令和4年度は、収支差1兆7,600億円、会社からの引受け債務9,112億円の結果、令和5年度期首債務残高は令和4年度期首に比べ8,487億円減少して24兆8,306億円となり、計画に対しては1兆2,209億円下回りました。(会社からの引受け債務)会社からの新たな引受け債務(道路資産の帰属の際に引き受けるもの。無利子借入金は除く。)は9,112億円で、計画を1兆639億円下回りました。これは、供用・事業完了予定、修繕工事の工程を見直したことによるものです。(収入)収入の大宗を占める会社からの貸付料収入の増もあり、収入の合計は2兆1,231億円となり、計画を2,517億円上回りました。(支出)低金利の資金調達によって支払利息が計画より減少した一方で、会社からの引受け債務が計画を下回ったことにより消費税の還付が減少した結果、支出の合計は3,632億円となり、計画を960億円上回りました。【特定更新等工事に係る債務】令和4年度期首債務残高は6,513億円でした。令和4年度は、会社からの引受け債務2,101億円、債務返済開始前の引受け債務に係る消費税相当額が△191億円となったこと等から、令和5年度期首債務残高は8,484億円となり、計画に対しては3,851億円下回りました。(会社からの引受け債務)会社からの新たな引受け債務は2,101億円で、計画を4,194億円下回りました。これは、工法検討や工事実施方法の調整に伴い、工程を見直したことによるものです。【債務残高の総額】以上の結果、令和5年度期首債務残高の総額は25兆6,790億円となり、計画に対しては1兆6,060億円下回りました。個別の債務返済計画における計画実績対比はⅢ-33~42のとおりです。計画と実績の差異の説明を付しておりますので、個別計画の実績との対比につきましては、こちらをご参照ください。債務返済計画と実績の対比PⅢ-33~42Ⅲ-1075Ⅲ道路資産の保有及び債務返済状況等(令和4年度)


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