高速道路機構ファクトブック 2023


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○道路資産の貸付料貸付料は、協定※第9条で「機構が会社に対して貸し付ける道路資産の貸付料は、別紙6の額とする。」と定めています。貸付料と計画管理費の合計は計画料金収入とバランスするようになっています。従って、実際の料金収入が計画値を上回った場合又は実際の管理費が計画値を下回った場合には、その差額が会社の収益になり、逆に減収や管理費の増加が発生すると会社の損失になります。そのため、貸付料を予め一定金額に定めておくことにより、会社に対して、増収や効率的管理に向けた努力を促す効果が働くことが期待されます。なお、実際の料金収入が計画料金収入の上下1%を超えた場合には、協定第10条に基づき、1%を超える部分について当期の貸付料が増減します。※代表例として、高速自動車国道北海道縦貫自動車道函館名寄線等に関する協定をもとに記載しております。Ⅱ協定、業務実施計画Ⅱ-49


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