高速道路機構ファクトブック 2023


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エ道路占用許可について(道路法第32条)高速道路の区域内に物件等を設け、継続して道路を使用する場合は、道路管理者の許可が必要です。これを道路占用許可といいます。機構は、会社を窓口として道路占用許可申請を受け付け、占用を許可しています。①占用入札(道路法第39条の4)占用対象となる場所のうち、駐車場や店舗として複数の希望者が見込まれる箇所については、法に基づき定められる占用料よりも高い額を支払ってでも、占用の希望者がいる場合が想定されます。こうした場合に、占用料の多寡等により占用者を選定する入札制度が導入されています。なお、令和4年度は、4件の占用入札を実施しました。この制度の導入により、債務の返済につながる占用料収入の増加にも寄与しています。–■占用入札のながれ占用物件の例駐車場(高架下)店舗(高架下)占用事務委託制度平成27年度から導入されている占用事務委託により、現地の道路管理状況を把握している会社が審査等を行い、これを踏まえ機構が占用許可を行うことで、占用許可事務を一層円滑かつ効率的に実施しています。占用事務委託②Ⅲ-1479Ⅲ道路資産の保有及び債務返済状況等(令和4年度)


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